九谷焼とは

九谷焼とは

九谷焼とは石川県の南部に位置する加賀市、小松市,金沢市,能美市で生産されている焼物です。
色柄などで装飾された磁器で、世界的にも有名な焼き物となっており、今ではお皿などの食器類からアクセサリーなどもあり、鮮やかな色合いの絵付けが人気となっています。
九谷焼では、絵画的な絵付けが多くあるのが特徴です。
明暦年間(1655~1658)から元禄年間(1688~1704)に焼成されたと言われており、海外ではジャパンクタニとして知られています。

九谷焼の種類

九谷焼は九谷五彩と言われる九谷焼独特の色彩で、赤、黄、紫、緑、紺青を中心として描かれている焼き物が華やかさを見出している作品になります。
これだけの色を使った焼き物は、約320年前からあり、古九谷として親しまれています。

さらに青が基調となり、緑、黄色、紺、紫を加えた絵柄には、赤を使用せずに磁器の全面をうめるような絵付けの方法で、陶器全体を隙間なく絵具で埋め尽くすのは、吉田屋の作風となり、圧倒的な存在感が引き立ちます。
その逆で、赤を基調として赤いラインで描かれていて、赤の塗りに金を付けた画風は飯田屋と呼ばれており、青が基調となっている吉田屋とは全く印象の異なる物となります。

他にも明治以降の産業九谷の主流となっていった古九谷、吉田屋、赤絵、金欄手の全ての手法を混ぜて焼き物にした庄三。
全面を赤で下塗りした後で、上には金のみで彩色しただけの豪華な作風が有名な永楽などもあり、九谷焼と一言で言っても様々な種類があります。

九谷焼を作る工程

九谷焼の工程は、細かく分類されています。

まず、採石後にクラッシャーで粉砕します。
精粉になった陶石を水簸槽で水に浸してから浮遊物などの余分な物を除去して粒子の細かい粘土だけを集めて杯土ができます。
土もみをしてからろくろなどで成形し、つまみを作ったり、縁などの仕上げを行ってから乾燥させます。

その後800度から900度の温度を保ったまま8時間程度素焼きをします。
釉薬をかけ、さらに高温の1300度で15時間焼きます。
この後に上絵付を施し、さらに800度から1000度で焼き、彩や銀彩などをして400度で焼き上げて完成します。

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