骨董品の売り方
「手元にある骨董品をどうにかしたい」と考えたとき、私たちは、「売る」という方法を思い浮かべるでしょう。
しかし骨董品を売る方法は、実にさまざま。今回はその代表的な売り方のメリットとデメリットをお話していきましょう。
オークションを利用する
ほしい人がいれば、どんどん値段がつりあがっていくのがオークションの魅力でしょう。
「ザザビーのオークション」という言葉は、だれもが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
需要の大きさによって値段が上がっていくため、売る楽しみがあります。
ただし、インターネット上で取引を行う場合は、トラブルが起きやすく、そしてそれが解消しにくいというデメリットも。
フリーマーケットで売る
明らかにボロボロで値段がつかないであろうものを売ったり、処分したいということだけを目的にしていたり、あるいは逆に自分自身に見る目があったりする人にはおすすめの方法です。
フリーマーケットの場合、その価格設定が、「人によって定められるもの」ではなく、「自分自身で決められる」というところが非常に魅力的です。
また、フリーマーケットの出店費用さえ確保できれば売り上げは自分のものです。 ただ、この場合は、「捨て値で売る」もしくは「自分自身で的確に価値を見定められる」のいずれかが必要です。
骨董品の買取に依頼する
「自分の持っている骨董品が、どんな価値を持っているのかわからない」という人にとって、もっともおすすめなのがこの方法です。
確かに他の2つの手段と比べて、あくまで買取価格ですので売り上げが安くなる可能性は否定しきれませんが、もっとも安全性の高い方法であることも魅力です。
相手はプロであり、多くの場合店を構えていますから、トラブルが起こる可能性は限りなく低いと言えます。
この方法は、売り手側の目や、買い手側のそのときの状態によらず、正確で公平な審査が期待できるというメリットがあります。
特段の知識がないのなら、この方法がおすすめです。