こんにちは。
今日から少しづつ骨董品についての豆知識をブログで書いていこうかと思います(^^♪
骨董品が納められている箱(以下に説明しますが)は、骨董品と共に大事に保管してくださいね。
なぜかというと・・・
下の記事を読んでみてくださいね(^-^;
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「共箱」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
共箱というのは、陶器などを納める箱のことを指します。
桐を使った素材であることが多く、陶器を守るためのものです。
今回は、この「共箱」について詳しくみていきます。
■「梱包材」にとどまらない共箱の価値■
共箱は、陶器の製作者の名前や作品名が記され、作者の印が押されています。
これが、一般的な「紙箱」「梱包材」との大きな違いです。
共箱は、それ自体が大きな価値を持っています。
陶器などを守るためのものでありながらも、そこに作者名などが入っていることにより、「この中身は確かに、作者○○のものである」ということを二重に照明することができるのです。
このため、共箱は、単なる梱包材にとどまらず、その骨董品の「付属品」として扱われます。
■共箱のあることの意味■
共箱があるかないかで、骨董品の価値は大きくかわります。
価格が2倍~10倍もの差が出ることも珍しくなく、共箱は、骨董品の価値を支える大きな要素でもあります。
ちなみに、上では「陶器など」としましたが、もちろん、掛け軸などにもこの「共箱」は存在します。
どのような美術品であっても、共箱がそろっている方が価値はあがる、と考えるべきでしょう。
ただ、この「共箱」が存在しないものもあります。
もちろん、現在の価格で言えば100円程度のものであり、美術品としての価値がなかったものだから、そもそも梱包材が存在しなかった、というケースもあるでしょう。
ただ、それ以外の場合もあります。
それが、「時代が古すぎる」という場合です。
共箱は、室町時代にはあったと言われています。
ただ、言い方を変えるなら、それ以前の骨董品の場合は、どれほどすぐれたものであったとしても、共箱それそのものが存在していなかったという可能性もあります。
このため、共箱は大変重要なものであるけれども、「共箱がないもの=価値がないもの」だと言い切れないのも事実です。
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