骨董品としての珊瑚とは

珊瑚とは

珊瑚は海など海中に生息する動物の一種で、固い骨格を発達させた生物です。
研究が進み刺胞動物花虫綱に属すると分類され、ポリプトいう構造が分裂や出芽を繰り返して種群で生活しているのが主な特徴になります。
珊瑚にはサンゴ礁形成するものや、宝石になるものがおり、これは口周囲にある触手の数によって分類されています。

宝石になる珊瑚は触手が8本ある八方珊瑚と呼ばれており、水中30m~1,000mの深海に生息しており、成長が遅く1cm成長するのにも約50年かかる種類があることも特徴になります。

骨董での珊瑚の歴史

初めて日本に珊瑚が伝わったのは西暦600~700年ごろ、海外の地中海より運ばれてきました。
シルクロードから中国に運ばれ、そして船で日本へ珊瑚が渡ってきたそうです。
そのため、当時の珊瑚の価値は非常に高く、富裕層の一部のみしか所持していませんでした。

1800年ごろに高知県近辺の海で珊瑚が見つかり、以後日本の近くの海にも珊瑚が取れる事が分かり産出国として発展しました。
現在は世界でも有数な珊瑚を産出している日本ですが、発展するまで1200年以上の年月がかかりました。

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